誰のための1億円なんだろう
東京の新築マンションの平均価格が1億円を超えたというニュースを見た。
正直、「おい、ちょっと待てよ」と思った。
確かに資材は高くなった。土地も高くなった。
でも、そのマンションを建てている職人の手間賃は、マンションの価格ほど上がっているんだろうか。
職人がやる仕事は昔と何も変わらない。
夏の暑さの中でも、冬の寒さの中でも、一つひとつ丁寧に建物を造る。
マンションは1億円を超える時代になった。
それなのに、現場で汗を流す職人の手間賃は、そこまで大きく変わっていないように感じる。
建物の価値は上がっているのに、それを造る人の価値は本当に上がっているんだろうか。
一番汗を流した人が、一番報われる。
そんな世の中であってほしいと、私は思う。
「ものづくり大国・日本」と言うなら、まずは「ものづくりをする人」を大切にしてほしい。
